人間の体内で様々な働きをする酵素。
私たちが生きていくうえでなくてはならない存在です。
そんな酵素の効果・効能のひとつに免疫力アップがあります。
免疫力は風邪や病気の予防とも密接に関係する、健康維持のためには欠かせないものです。
このページでは、酵素で免疫力がアップする仕組みと免疫力がアップすることで得られる効果について解説します。
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この記事の目次
酵素で免疫力がアップする仕組み

なぜ酵素が免疫力アップに重要かというと、酵素には腸の働きを活性化させる働きがあるからです。
「免疫力と腸に何の関係があるの?」と思ったあなた。
腸というと食べ物を消化する器官というイメージが強いと思いますが、実は免疫力とも密接に関わっています。
なんと、人間の免疫機能の約8割が腸に存在すると言われているのです。
体内に入った菌やウイルスは腸の免疫機能のおかげでバリアされて、病気や風邪にならないようにしてくれています。
酵素で免疫力がアップする仕組みを簡単に説明すると、
「体内の酵素が充実する→腸内環境が良くなる→免疫力がアップする」
という流れです。
酵素が腸内の善玉菌を増やす
酵素で免疫力がアップする簡単な仕組みはわかりました。
では、そもそも酵素はどうやって腸の働きを活性化させるのか?というと、そのカギは善玉菌・悪玉菌にあります。
みなさんも善玉菌と悪玉菌という言葉は聞いたことがあると思います。
腸を健康に保つためには善玉菌が欠かせません。
善玉菌とは腸内に生息している菌の中で健康維持に寄与するものを言います。
乳酸菌やビフィズス菌が有名ですね。
酵素は善玉菌のエネルギー源になります。
エネルギー源である酵素が体内にしっかりあると、善玉菌が増えて活発に活動できる状態になるので腸内環境を良くしてくれるのです。
生活習慣が乱れると悪玉菌が増える
酵素をしっかり摂っていれば善玉菌が増えて腸内環境が良くなり、免疫力がアップします。
逆に、偏った食生活や睡眠不足、ストレスなど生活習慣が乱れると腸内には悪玉菌が増殖します。
悪玉菌とは、腸内を腐敗させ病気や老化の原因となる菌のことで大腸菌やウェルシュ菌が有名です。
悪玉菌が増えると便秘や肌荒れ、病気、ガンなど様々なリスクが増加します。
そうならないためにも、酵素をしっかり摂って善玉菌を増やし腸内環境を良くすることが大切です。
⇒酵素が多い食品・食べ物は?生野菜・果物で酵素をたくさん摂ろう!
免疫力アップで得られる効果
風邪を引きにくくなる
酵素で免疫力をアップさせることで風邪を引きにくくなります。
腸の働きが活性化していれば、風邪のウイルスから身体をしっかり守ってくれます。
よく、疲れている時などに風邪を引きやすいですよね。
あれは免疫力が低下している証拠です。
そういう時は、乱れた生活を直すとともに酵素をしっかりと摂りましょう。
あらゆる病気の予防
腸の免疫力を高めることで、風邪だけでなくあらゆる病気の予防に効果を発揮します。
病気になりにくい身体を作るためには生野菜や果物、発酵食品などで酵素をしっかり補うことが大切です。
また、酵素で善玉菌を増やせばガンの予防にも効果があると言われています。
善玉菌は有害物質や発ガン物質の分解・排泄を行います。
逆に悪玉菌は有害物質を作り出し、腸を腐敗させてしまいます。
腸内を善玉菌が優位な状態に保つことがいかに大切かというのが理解してもらえると思います。
アレルギーの改善
腸内をキレイにして免疫力を高めることで、アトピーや喘息といったアレルギーが改善したという意見も多いです。
腸の免疫力が低下すると、有害物質を体内に取り込んでしまうためそれが影響してアレルギーが起こるということがよくあります。
酵素をしっかり摂って免疫力を高めることで、こうしたアレルギーを改善できる可能性があるのです。
まとめ
酵素は免疫力アップのために欠かせない存在です。
免疫力がアップすれば、風邪や病気になりにくくなったり、アレルギーが改善されたりと多くの効果が期待できます。
逆に言うと、酵素が不足して免疫力が低下すればこれらの症状が出やすいということです。
酵素をしっかり補って免疫力を低下させないようにしましょう。
普段の食事で意識的に生野菜や果物、発酵食品を食べるとともに、酵素ドリンクを飲むのもおすすめですよ。
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