最近よく聞く「酵素」という言葉。
「酵素ダイエット」や「酵素ドリンク」といったワードを耳にしたことのある方も多いでしょう。
でも、そもそも酵素って何！？
と思いませんか？
名前は聞いたことがあるけどイマイチよくわからないというあなたのために、「酵素とは何か」と「酵素の種類の違い」について解説します。
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この記事の目次
酵素とは？─酵素がなければ生きていけない─
人間が生きていくうえで絶対に欠かすことのできないもの、それが酵素です。酵素は人間の活動のあらゆる場面で活躍します。
例えば、食べ物を消化する、身体を動かす、物事を考えるなど、これらは全て酵素がなければできないことなんです。
つまり、酵素がなければ人間は生きていけないと言っても過言ではありません。
酵素の種類
酵素は私たちの体内になんと2万種類以上もあると言われています。
とっても種類が多く様々な働きがある酵素ですが、大きく「潜在酵素」と「食物酵素」に分類できます。
詳しく見ていきましょう。
潜在酵素とは？
私たちが生まれた時から持っている酵素のことを「潜在酵素」と呼びます。
潜在酵素の量は生まれつき決まっていて個人差があり、生まれてから変えることはできないと言われています。
以前は酵素は無尽蔵に作られるから安心と思われていた時代もあるようですが、現在では毎日作られる酵素の量には限界があるというのが定説です。
また、酵素は年を重ねるごとにどんどん減っていきます。
潜在酵素だけでは限界があるので、後で紹介する食物酵素で補ってあげる必要があるのです。
消化酵素と代謝酵素
潜在酵素はさらに、「消化酵素」と「代謝酵素」に分けられます。
消化酵素はその名の通り、食べ物を消化・吸収するための酵素です。
どんなにたくさん栄養をとっても、この消化酵素が働かないと栄養素が吸収されないので意味がありません。
一方の代謝酵素は、生きるために欠かせない化学反応をするための酵素です。
なんのことかよくわかりませんね。笑
具体的に言うと、身体を動かす、呼吸をする、物事を考える、細胞や骨、筋肉などの修復などなど、、私たちが生きていくのに必要なありとあらゆる活動に関わるのが、この代謝酵素です。
消化酵素と代謝酵素は全く別物というわけではなく、必要に応じて振り分けられます。
例えば、消化にたくさん酵素が必要な時には消化酵素の割合が大きくなります。
その分、代謝酵素が少なくなってしまうので代謝酵素の機能のひとつである免疫力が低下してしまうなどのリスクがあります。
食物酵素とは？
上で書いた通り、潜在酵素は年とともに減少してしまいます。
そこで、重要になってくるのが「食物酵素」です。
食物酵素とは読んで字のごとく、食べ物に含まれる酵素のことを言います。
食物酵素で酵素を補うことで、潜在酵素の減りを抑える必要があるのです。
特に現代ではファーストフードや偏った食事、不規則な生活などによって酵素が消耗しやすい環境になってしまっています。
酵素が減ってしまうと、免疫力の低下はもちろん、肌荒れや便秘、老化など様々な悪影響が出ます。
そうならないためにも、日々の食事でしっかり酵素を摂取するべきなのです。
酵素が多く含まれるのは生野菜や果物！
「酵素を食事で摂る必要があるのはわかったけど、どんな食べ物がいいの？」と思いますよね。
酵素は生野菜や果物に多く含まれています。
肉や魚にも酵素は含まれているのですが、注意しなくてはいけないのが「熱」です。
なぜなら、酵素は約50度以上に加熱されるとその働きが失われてしまうと言われているからです。
酵素をしっかり摂取するためには、野菜や果物を生で食べる必要があるんですね。
⇒酵素が多い食品・食べ物は？生野菜・果物で酵素をたくさん摂ろう！
食事で摂れないなら酵素ドリンクを！
生野菜や果物に酵素が多いからといって、毎日食べるのはけっこう大変ですよね。
加熱したら量を多く食べられるのですが、生だとあまり量も食べられませんし。。
そこでおすすめなのが「酵素ドリンク」です。
酵素ドリンクは野菜や果物の酵素をギュッと詰め込んだドリンクです。
酵素だけでなく、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
酵素、ビタミン、ミネラルなどと聞くと「味が飲みにくそう、、」と思うかもしれませんが、酵素ドリンクは味もおいしいので続けやすいのもメリットです。
手軽に酵素や不足しがちな栄養素を補いたい方は一度試してみるのもいいですね。
まとめ
酵素は私たちの生活になくてはならない存在です。
潜在酵素の量には限界があるので、日々の食事でいかに食物酵素を補えるかがポイントです。
また、食事と合わせて酵素ドリンクを活用するという手もありますよ。
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