美容や健康のために必要な栄養素と言えば、真っ先に思い浮かぶのはビタミン・ミネラルだと思います。
実際、お肌のためにビタミンやミネラルを摂っている方も多いです。
ドラッグストアやコンビニでも、ビタミンのサプリを売っているのをよく見かけますよね。
それほどまでに浸透したビタミン・ミネラルの効果ですが、実はそれだけではあまり意味がないということをご存知でしょうか?
ビタミンやミネラルは、酵素があって初めて役に立つ栄養素です。
このページでは、酵素とビタミン・ミネラルの違いと関係について解説します。
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酵素とビタミン・ミネラルの違いと関係

ビタミン・ミネラルについてはすでによくご存知だと思いますが、酵素については意外と知らないという方もいらっしゃると思うので軽く解説しておきます。
酵素とは、消化や代謝など人間のあらゆる活動に関わる重要な存在です。
例えば、身体を動かしたり物事を考える、もっと言うと呼吸をすることも酵素がなければできません。
関連記事:酵素とは?潜在酵素・食物酵素・消化酵素・代謝酵素の違い、こんなに危険!酵素不足で起こる症状と原因・対策
それほど大切な酵素ですが、ビタミンやミネラルと比べると世間一般ではあまり重要視されていませんよね。
ですが、ビタミン・ミネラルは酵素があってこそのもの。
その理由を解説していきます。
ビタミンは「補酵素」、ミネラルは「補助因子」
ビタミンは別名「補酵素(英名:coenzyme=コエンザイム)」と呼ばれます。
酵素(英名:enzyme=エンザイム)を補う存在という意味で、「co」がついてコエンザイムになります。
字だけを見ても、ビタミンが酵素の補助役だということはわかりますよね。
一時期話題になったコエンザイムQ10も補酵素の一種です。
ちなみに、以前はミネラルも補酵素とされていましたが、現在では補助因子と呼ばれています。
どちらにしても、酵素の補助役だということに変わりはありませんが。
ビタミン・ミネラルはサポート役!酵素が不足していては意味がない!
酵素と補酵素・補助因子というネーミングの通り、ビタミン・ミネラルは酵素のサポート役です。
ビタミン・ミネラルが体内で働くには、酵素と一緒である必要があります。
つまり、酵素が不足した状態でいくらビタミンやミネラルをとっても効果がないということです。
美容や健康のためにビタミン・ミネラルのサプリを毎日飲んでいるという方も多いでしょう。
ビタミン・ミネラルを摂ることももちろん大事ですが、それだけではダメなんですね。
酵素が体内に豊富にあって初めてビタミン・ミネラルが効果を発揮できるのです。
酵素は乱れた食生活や睡眠不足、ストレスなどで減少してしまいます。
酵素を不足させないためには、これらの生活習慣を改めるとともに、生野菜や果物、発酵食品などで酵素を補う必要があります。
⇒酵素が多い食品・食べ物は?生野菜・果物で酵素をたくさん摂ろう!
また、食事だけでなく酵素ドリンクを飲むのもおすすめです。
まとめ
ビタミンやミネラルは酵素のサポート役です。
美容・健康のためには、ビタミンやミネラルだけでなく酵素を不足させないことが重要です。
酵素を充実させるには食生活がとても大事。
生野菜や果物、発酵食品を積極的に摂るとともに、酵素ドリンクで補うのがおすすめですよ。
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